「サーバ移転しなきゃなーしなきゃなー」が口癖から早1年半
ようやく重い腰を上げ、コツコツと進めてトラブルもあったもののようやく無事に終わりました。
なお、以前まで利用していたのは、Quiccaというレンタルサーバー
けっこー安いので初めてのレンタルサーバーにはおすすめ
git管理したかっただけ
サーバ移転に至った主な理由は表題の通りです。
過去に表示スピードが劇遅いっていう現象に見舞われて、現在レンタルしてるさくらVPSと比較して移転を検討してた時期もありました。
弊サイトの表示スピード測ったら絶望的すぎてサーバ移転を検討中 | リズム音痴
んが
プラグインを整備してみたら割とすっきり解決したので、そのままお流れ
直接このプラグインが圧迫してたのか、サーバが単に耐えられなかったのかは定かではないけれど、このプラグイン消したら表示速度が正常に戻った
でも、仕事でgit使うようになってから改めてバージョン管理の恩恵に気づいてしまい、自分のところでもやりたくなったわけです。
まぁ、別にサーバ変えなくてもソースのバージョン管理はできるわけですが、一番したかったのは
gitにあるソースをコマンド一発で本番サーバに反映
これでございます。
あの黒い画面に白い文字が書かれてるだけの気持ち悪いやつね。
FTPアプリ使って手動で本番反映って手もあるけど、抜け漏れや余計な上書きとかあったら困る
そんな時に役立つのがfabric
コマンド一発でgit管理してるサイト(github, bitbucketなど)から直接本番サーバへ反映してくれるってやつです。
そのために必要だったのが、レンタルサーバーからのgit pull
つまり、サーバにgitが導入されてることが大前提でございました。
gitが導入されてるサーバがそもそも少ない
残念ながら以前まで利用していたサーバである「Quicca」にはgitが導入されておらず、外部からこっそり入れることも確認できておらず。たぶん。
それならgitが導入されているサーバに切り替えるか、と探してみたところ執筆時点(2016/07/27)で確認できたのが下記
コスパ的にいくとさくらかなぁ、とは思ってた矢先に見つけてしまった下記リンク
なんと、あの表示速度が速いで定評のあるXSERVERにgitが導入できるのです。(自己責任)
一応XSERVER側にgitは導入されいないのか問い合わせてみたところ、やはり導入されておらず(WPXにも導入されてないそうな)
そんな中上記リンクを見つけてしまったので完全にキタコレ状態
XSERVERでは2週間ほどのお試し期間もあったので、早々に無料期間内で上記リンクを参照して試してみたら問題なく導入だん
- ・ローカル開発環境(MAMP環境)
- ・ローカルからBitbucketにgit push
- ・ローカルからのfabricコマンドでXSERVERにBitbucketのソースを反映
これら一連の動作も無事に行え、XSERVERに修正したソースのが反映されているのも確認
あと、XSERVERで極めつけに嬉しかったのはこれかなぁ。
全サーバープランで独自SSLが無料・無制限に利用可能に!「独自SSL」機能の強化のお知らせ
ちょっと前に某大手検索エンジンを持つ大企業様が「あ、httpsになってないサイト評価下げっから」みたいなこと言ってたし、時期iOSでもhttps化してないサイトは打撃くらうとかくらわないとかどっかで記事読んだ
Webに接続するiOSアプリは2017年1月からHTTPSの使用が絶対条件になる、デベロッパーはご注意を | TechCrunch Japan
そんな中、上記のXSERVERによる無料無制限でなおかつ簡単設定は大分魅力的
結果、今もうhttpsになってます。手作業だと中々面倒な手順がXSERVERだと無料で簡単に管理画面から行えるので大分助かりました。
あとがき
というわけで、移転前に一通りgit入れたりfailicが正常に動くことを確認した上で無事に移転しました。
ただ一つ難点があります。それはXSERVERの管理画面からのssh設定で公開鍵の設定が1つしかできない、ということ。つまり、複数マシンでの同時サーバアクセスできない…これ改善してくれればいいiMacとMacBook両方からアクセスできるし、fabric使えるし便利なんだけどなぁ。(一応希望は問い合わせから出しておいた。)